今日9月22日はMがこの世を去った日。
もう2年も1人でいるんだな、と思う。
いや、まだ2年か、とも。
やっと1人でいる事に慣れて来た気がする。
夜、1日の出来事を話す相手がいない事、そんな事も当たり前の日常になってきた。
ひとりでテレビを観て笑えるし、Mと歩いた道を1人で歩いても涙を流す事はなくなった。
あれやりたいな、あそこに行きたいなとも思えるようになってきた。
あの日と同じ様に泣けと言われても、多分泣けない。
寂しいな、と思う。
Mといた事がもう過去になった。わたしの時間だけが進んでいる。
Mの時間はあの日に止まったまま、そしてもうわたしの記憶の中にしかいない。
こんな結果になるならなぜ出逢ってしまったのか、出逢う事なくいた方が良かったのか。
考えたって仕方がないこと、今でも考えたりする。
あの時の悲しみや絶望感や虚しさや寂しさが時々蘇ってきて胸が痛くなる。
きっとこの気持ちを抱えてこれからも生きていくんだ。
周りの人たちから優しさも沢山貰った。
毎日雨が降る中、わたしが1人で病院に面会に行くのは辛いだろうと一緒に付き添ってくれた。
ありがたかった。
もしあの世があるとしたら、日々会える日に近づいているのに、段々とMが遠ざかってきている気がする。
これも時薬なんだろうか。
Mが生きていたらまだ40歳。
やりたいことも楽しみたいことも沢山あったはず。
わたしはきっとこれから先の人生も1人だと思う。
そして、これからも時々泣くと思う。
Mと出逢ってすぐに、何故わたしと一緒に居るのかを聞いた事があった。
Mの答えは「You passed my test」
その時は随分上から目線な、とちょっとむかっとしたけど、何のテストだったのか聞いてみたかったって思う。
これからのわたしの人生がいつまで続くか分からないけど、まだまだ頑張ってみせるからね。
今日も近くで見守ってくれているよね、きっと。
会いたいな。
https://youtu.be/ULGSclXhtNo
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