体調が悪くなり、あの人を病院に連れて行ったあの日から1カ月が経った。
毎日しんどいけど、仕事にも行っている。
食事もしている。
毎日泣いてはいるけど、夜も眠れるようになった。
朝いつもの時間に起きて、愛犬の散歩にも行っている。
時々あの日の色んな事が昨日のように鮮明に蘇ってくる。
忘れてしまいたいけど、忘れちゃいけない。
毎日気持ちがざわざわしている。
外来の席で手を繋いで呼ばれる順番を待っていた。温かい手だった。
あれが最後になるならもっとたくさん、優しい言葉をかけてあげれば良かった。
あの人との永遠の別れが決定的になってしまった、その1時間後。
1人で泣きながら震えて5時間ERで待っていた。
医師から説明を受けても信じられず、必ず目を覚ますと思ってた。
あの時、痛くなかった?苦しくなかった?もう色んな事から解放された?
助けてあげられなくて、支えてあげられなくて、ごめん。
守ってあげられなくて、ごめんね。
幸せにしてあげられなくて、ごめんね。
毎日毎日、後悔と悲しみ寂しさ、辛さ、孤独感との闘い。
でもそんな中で周りの人達の優しさに
とても力付けられた。
検査が終わったら話があるから心の準備をしておいて。と、言われていたけど
あの人が何を話すつもりだったのか、永遠に分からないままになってしまった。
今日は1ヶ月ぶりに愛犬と出かけて来ます。
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